癌その40〜手術当日3〜

手術当日2からの続きです

さて手術当日の夜をむかえるわけなんですが…。

術後はすぐに病室には戻らず、
経過観察室的な部屋で一晩過ごすんです。

その日は自分以外にもう一人、
手術を終えてその部屋に入られる方がいたんです。

しかしその日はですね、
もう一人その部屋を使う方が増えまして。
急患なんですがそこまで緊急ではなく、
でもすぐに帰すわけにはいかない…。
そんな方もその部屋に入るらしく…。

で、この方が結構うるさいんですよ(笑)。
頻繁にナースコールするんだけど、
たいした用事じゃ無いらしくて。
だんだんと看護師さんの態度が邪険になってくのね。
そのやり取りが煩くてさ。
ただでさえ寝れないのに、
更に寝れなくなるっていう…。

寝れずに意識が朦朧としたまま時は過ぎるんだけど、
どうも途中から麻酔がうまく体に入ってなかったらしく。
意識の遠くで看護師さんが先輩の看護師さんに、
「麻酔が巧く落ちないんです」って相談してるのが聞こえて…。
こっちとしては、
ソレハドウイウコトカナ…?っていうね(笑)。

まぁ、たしかにむっちゃ痛かった!
でも経験したことがないから、
こんなもんだろうって思っちゃてさ。
特に痛みをアピールしなかったんだけどね。
しかしデフォルトで効いてるはずのものが、
体に入ってもいないと気づいたときは衝撃だった(笑)。
いや、それでも横になってるしか出来ないんだけど…。

そこから先は麻酔も少し効いてきて、
少しの時間だけど寝れたんだと思う。

目覚めてから先は2日目なんで、
また別の機会に。

よく考えてみると、
夜勤の看護師さんって2人だったんだよね。
その人数で術後の自分等含めて50人位をケアするってさ。
過酷な仕事だなって思う…。

ホントに、
あそこでお世話になった方には感謝しかないな…。



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ギタリスト大溝 誠のソロワークス"mac:guitar-oriented"の公式サイト "mac:guitar-oriented" is solo works of "Makoto Omizo". "mac-guitar-oriented" play authentic guitar oriented sound.

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